特許出願を○か月寝かして置いたら、特許が遠いた
弁理士
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 先日の話。 特許の審査結果が届きました。 拒絶理由通知の内容は、 他社の出願公開公報（従来技術A）を根拠に進歩性なし というもの。 出願公開公報を読んでみると、 内容がそっくり！ これって先行技術調査でなんで見つからなかったんだろう？ よくよく読んでみると、 この出願公開公報の公開日は、こちらの出願日の１か月前。 出願日が他社の出願公開公報の公開日より遅くなってしまった事案です。 当時のメールのやり取りを振り返ると、 特許出願の原稿をチェックするにあたり、お客様が数か月寝かせてしまったことが要因です。 その事情を説明し、お客様もガッカリ。 これがなければ、特許が取れた内容なので、私だってガッカリです とりあえず、出願日や公開日は動かない事実なので、 それを前提に、権利化できそうな部分を拾い集めることになりました。 お客様のガッカリした表情は、何とも表現できず・・・ こちらとしては、お客様の晴れやかな表情が見たいので、これからなんとかしますし、 現在、特許出願を寝かせているお客様にもこのリスクを伝
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