7月14日の日経新聞に、『安定「クオリティ株」に回帰』の記事。「クオリティ銘柄」とは、『景気に業績が左右されにくい「ディフェンシング株」の中でも、経営が安定している優良銘柄。好況期の成績ではハイテク株に及ばないが、景気減退局面では力強さを発揮する』(記事の表現のまま)とされています。そんな中に、先日通信障害を起こしたKDDI株が入っています。問題の後も、株価は落ちなかったです。司法書士の業界も、事務所によっていろんな業態があります。ウチみたいな小さな司法書士事務所には、「マンション1棟の仕事が入る」とか、「分譲地数十件の仕事が入る」ということはないので、好況期の成績では大規模事務所に及びません。「いつが忙しいんですか」というのも、よく聞かれます。『3月末』というのは、ひとつのキーワードにはなりますが、正直、毎月あまり変わらないです。閑散期は作りたくないので、繁忙期も要らない、という感覚でおります。上場会社のクオリティ銘柄とは、話の次元が違いますが、「大きく上がりはしないけど、下がりもしない」というのは、事業をしていく上で必要な、ひとつの能力です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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