ものづくり企業における知的財産探しと、発明相談を対比してみた
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 今年の営業日もあと2日です。 振り返ってみると、今年は、ものづくり企業に対するご支援が多かったです。 ものづくり企業に対するご支援と発明相談について対比してみたいと思います。 1.対象テーマの違い ものづくり企業の知的財産は、製造技術だったりノウハウが肝だったりします。 発明=技術という意味では、発明相談とも似ていますが、 言語化しにくい製造技術や、未だ言語化できていないノウハウ部分も積極的に取り扱う点は違います。 2.検討の場所の違い 製造技術・ノウハウは、発明と違ってカタチに表しにくいところがあります。 もちろん、発明そのものを形に表すことは難しいですが、 それでもそれでも、発明品という形の中に発明を表現することができるので、 こちらとしても、発明品を通して発明を捉えることができます。 一方、製造技術・ノウハウは、持ち運びができません。 このため、我々が製造現場・作業現場に入る必要があります。 3.検討の進め方の違い 製造技術・ノウハウの検討に当たっては、以下のような手順で検討することが多
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