司法書士の報酬を公開することに気を配る理由は、私自身、自分がお客の立場だとしたら、「3万円~」と書かれているお店には行けないから。「3万円~」の「~」って、いったい何なんだ、ということです。それと「費用の問い合わせだけ」の電話を、極力減らしたい。あわよくばゼロにしたい。「いくらですか」と聞かれても、こちらも、資料がないと分からないんです。ホームページに書いてあることくらいしか、答えられない。中には、片っ端から掛けておられる、と感じる方もおられます。分からないことで、お互いに時間をロスするならば、それだったら、電話を下さるのは「ここに頼もう」と聞めて下さっている方だけ。そういう環境が理想だと考えています。いろいろと工夫してきたことで、日頃、費用のことで何か言われることは、ほぼありません。相見積もりがないからといって、立場の違いを利用して、ぼったくりみたいな請求するのは嫌です。手続きの内容が同じならば、報酬の金額は、私に聞かれても、職員に聞かれても同じ。初めての方でも、ご紹介の方でも同じ。基準を決めておけば、自然とそうなります。◎リンク 司法書士吉田事務所 相続サイト「手続き費用一覧表」
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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