【特許相談】うれしい瞬間
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。 特許や商標の審査では論理が対象になるので、 お客様(出願人)の気持ちや思いのような「主観」は、審査において重視されません。 しかししかし。 弁理士もサービス業の1つなので、「お客様の主観」は配慮したいところ・・・ とはいえ、「お客様の主観」に傾きすぎて論理破綻してしまうと本末転倒。 なので、審査用に論理構築した後、論理の整合性を保った状態で、 お客様(出願人)の主観を脚色として付けることはよくやる作業です。 また、中小企業の方々ではなじみがないですが、 前言を覆してはならないというルール(禁反言の法則)もあります。 権利成立過程における主張により、権利化後に権利範囲が狭くならないよう、 言い切り型の表現よりも、しなやかな表現となるよう留意しています。 とはいえ、しなやかな表現も、あまり控えめになると、 お客様にとっては(主観について)パンチが効いていない印象となってしまいます。 法律の力を味方につけるための論理 サービス業としての感情 この2つのバランスを取りながら、 特許出願や意見書も、文言一つ一つを気を使って書いています。 &nb
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