今日の売買は、「フラット35」の融資ありの案件。書類が揃ったことを司法書士が確認の上、登記センターに電話をして、遠隔で融資実行をしてもらう、という方法です。複数回売買を経験されている方からは、「以前はこんなやり方ではなかった」と言われることもありますが、いろいろと、確かにそうかもしれません。金融機関が応接室を貸してくれないので、関係者が待合スペースでウロウロしながら書類のやり取りをする、というのはその代表例。売主側司法書士が、事前に買主側司法書士に書類を預けてしまい、当日は顔を出さない、という例も、ちらほらとあります。普段からそうやってます、みたいな対応をされると、こっちが遅れているのかな、と思ったり。ネットバンクが普及したため、現金取引であれば、わざわざ金融機関に集まらなくても、スマホから振り込みすれば足りる、例も。 オンライン申請が増えたので、「これから法務局に走ります」というのが減った、というのもあります。法務局に向かわなくても、最短距離で事務所に戻って、申請データーを送信する、というのは同じなので、「先生はこれから法務局ですね?」と聞かれると、あえて否定をしないこともあります。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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