『栗山ノート(北海道日本ハムファイターズ監督 栗山英樹著)』は、WBCで日本が優勝した時、話題になっていたので読みました。出版されたのは2019年10月。2012年、日本ハムの監督になった時から、話が始まっています。選手としての実績がない中で監督になって、古今東西の古典を中心に読書をした、というのは興味深い話。司法書士も、法律を扱う仕事ではありますが、それと共に「人の問題」を扱う仕事。事務所の経営者になってみると、事務所にも人がいるので、そこにも「人の問題」というのが存在します。知っておかないといけないことが山ほどあるのに、「人」のことを勉強することなく司法書士になり、開業。人を雇用することになるので、自分の未熟さ故、間違えること、しんどいことも経験することになります。そういう意味でも、住んでいる世界は違えど、生かせる話がたくさん書かれていました。栗山監督、ベンチの中で表情を変えないイメージがあります。それと共に、選手に対して敬意を持って接している姿、というのは、本の中からも十二分に伝わりました。ひと昔前と違い、そういう部分も大事になっている時代です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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