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「依頼者の目線」だけで物事を考えない【司法書士業務】

司法書士
司法書士の姿勢として「依頼者の目線で物事を考える」というのは、ある意味大事なことですが、それだけでは不十分。依頼者の考えていること、思われていることも踏まえて、その上で、司法書士として判断する。客観的に、俯瞰的に考えることを求められている立場にあります。法務局や裁判所の考え方。法律の考え方があってお仕事させてもらっている身なので、そこを無視して、感情的になられていたとして、動じてはならない。「いえ、違うんです」ということは、きちんと申し上げないといけません。何らかの登記をする際、登記上の住所から変更になっている場合は、一旦、印鑑証明書の住所に合わせる住所変更の登記が必要。そこを理解してもらえなくて、「そんな話はおかしい!」と怒られたことがありますが、それは法務局で決められているルールなので、感情を入れる部分はないです。「あの人はけしからん」という話も、よく聞きます。「先生もそう思うでしょ?」と続くこともあるのですが、相手からしたら、相手なりの言い分があるはず。「依頼者」だけの目線だけで考えず、時には「相手方」の目線からも考えてみる、というのも、いい仕事をしていくために、必要な要素です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-

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