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社会から与えられた役割【成年後見】

司法書士
後見申立ての依頼が、どんどん積み上がっていくのですが、さて、どこまでできるのか。時計を15年くらい巻き戻して考えると、時代に流れに沿うことが、どれだけ合理的か、ということが分かります。世間で過払い金請求が減っても、ウチの事務所はなくならない。破産の申し立てが減っても、ウチではなくならないと、思っていた時はあります。自分の力で仕事が集まったわけのではなく、ただ、時代の流れに沿っていた。ニーズに乗ってお仕事させてもらっていた、ということに、渦中にいると気付けない。傲慢というやつです。実際には、武富士が倒産する前から、「こんな状態は異常だから早い目に撤退しよう」と言う仕事仲間がいて、そう言われたらそうだな、という感覚は持っていました。さて、「今」と「これから」のことを考えると、後見のニーズは、なくならないでしょう。ただ、制度に対する批判があるのは分かっているので、制度の変えられ方によっては、仕事を抱えれば抱えるだけ負担を背負うだけ、ということになりかねません。例えばの話、生活保護者に対する報酬助成制度がなくなる、など。それと、特定分野の業務に依存するのは危険、というのも、教訓としてあります。社会から与えられた役割、という感覚は、忘れないでいようと思っています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-

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