昨日「事務所が軌道に乗った頃、土日に休みを取れるようになった」と書いていました。振り返ってみると、事務所のメンバー3人で上海に旅行に行ったのは、2005年7月。「20年も前の話なのか…」ということより、「開業してからまだ3年じゃないのか」という部分で、驚き。あの頃は、「ホームページで個人のお客様に依頼に来てもらう」という方法で、司法書士業界に一石投じたと思っていました。浮かれていたというか、ずっと楽しい状態が続くと思っていました。若造なのに、世の中のこと、分かった気になっていた面もあります。2年後の2007年4月には、事務所で香港にも行っています。若い時に限らないことですが、一時的に「自分は成功したんじゃないか」と錯覚することがあります。でも、ずっといい状態が続くわけではなく、山あり谷あり。失敗することもあれば、痛い思いをすることもある。でも、『成功者の告白(神田昌典著)』を読んで、山あり谷ありが普通なんだと、分かりました。開業してから、若さと勢いで走れる期間には限度があるのと、そのステージごとに、悩みは変わります。きっと、事務所を閉める時まで、「これで安泰」と言えることはないのだろう、と思っています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
若さと勢いで走れる期間には限度がある【司法書士事務所運営】
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