司法書士って、なかなかいい
久しぶりのブログへの投稿となってしまいました。前回ブログに掲載した被後見人(以下「本人」)が3月11日午後6時45分に亡くなり、葬儀屋への遺体引き取りの手配や納骨等の段取り等をするうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。おかげさまで、3月11日は、本人のお子様たちがご臨終に駆けつけてくれました。私も、幸いにもその場に同席することが出来、後見人として報われたときを過ごすことができました。 6年以上も絶縁状態だった親子だけに、余計です。私と本人とのお付き合いは2年程でしたが、今となっては良き思い出です。後見人として、何ができるのか今も自問自答ですが、家裁の担当書記官からも、私などに何度も御礼を述べていただけたことに、誰もが本当に大変で振り回された後見であったことは確かです。 無駄なものは何一つない、すべてが糧になる。そう、感じさせてくれた後見でした。ですが、司法書士として後見業務に携わらなければ、今回の経験はできなかったはずですから、貴重な経験となりました。 さて、他にも多くのことがありました。私が後見人として訴訟代理人をしていた訴訟、最高裁判所第3小法廷での判決が下りました。高裁判決が覆ることはなかったため口頭弁論は開かれなかったので、最高裁に出向くことはなかったですが、最高裁までかかわることができたのも、司法書士として後見人に選任さ
コメント