『司法書士のためのマーケティングマニュアル(第一法規出版)』で書かれている、「司法書士事務所に求められる差別化の8要素」。③は「ブランド」です。「ブランド」というのは、目に見えないので難しいです。宿泊施設であれば、例えば、高くてもそれだけの価値があると思って泊まる。地域で一番良さそうだと思うから選ぶ。そういうことはあります。司法書士事務所でのブランド。「この分野であれば、〇〇司法書士」という全国的に名の通った人は、例えば専門書を出版しているとか、あちこちで講師されているとか、そういう方はダントツです。しかし「地域でどうか」となると、同業者であっても、なかなか分かりません。「分からない」という前提であれば、一般の方にとっては、少なくともネット上で「検索の上位に入っている」というのは一つの指標です。「検索で上位にいるから中身も優れている」とは限りませんが、検索に上がらなければ、紹介と固定顧客限定になります。Web上で定期的に案件が入っている司法書士事務所。この本の初版では「2~3割」。新訂版では「1~2割」とされ、減っていることが表現されています。「定期的に」というのが、どのような頻度を指すのか分かりませんが、私の事務所では、平均すると1~2日に1件程度でしょうか。WEB経由で、何らかのお問い合わせをいただいています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
コメント