「読書する人だけがたどり着ける場所(斎藤孝著)」帯には[読んだ本の差で人生は変わる]とあります。私自身、一時はネットの短い文章になじんでしまい、本1冊分の集中力が続かなくなっていましたが、最近は復活しています。自分自身がそうなので、なおさら、著者が伝えたいことが分かります。また、ネット経由で、いろいろなひとの文章が目に留まるようになり、その人の「深さ」とか「人格」というのが、見えやすくなっている、という部分もあります。特に、法律は、使い方次第では人を傷付けてしまう、凶器のような存在です。法律は最後の拠り所なのに、それだけが正しいと思って振り回していると、世の中からズレてしまうことになりかねないです。法律を扱う仕事をしている人間だからこそ、本を読んで、いろんなことを知り、想像力を豊かにして、多角的に物事を考えられる人間にならないといけないな、ということを、この本を読んで改めて感じています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
コメント