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駄洒落ドリンクの始末

故ジョン・レノン氏の妻、オノ・ヨーコさんが、ポーランドの飲料メーカーを相手取り、商標権侵害などで抗議。このほど和解したというニュースが飛び込んできた。

問題になったのは、英国やヨーロッパで販売されているレモネードの「ジョン・レモン(JHON LEMON)」。「ジョン・レノン(JHON LENNON)」の商標権者(欧州連合知的財産庁=EUIPO)であるオノさんの代理人は、「ジョン・レノンの肖像、愛用の丸メガネや『Let It Be』『Imagine』などの言葉を許可なくラベルデザインに引用していたと主張」(CNN)。誰もが、ビートルズのスーパースター、ジョン・レノンを想起させるとして、抗議に至った経緯を説明している。

飲料メーカーでは「悪意はなかった」というが、駄洒落やパロディを狙った商品であることはいなめない。結果として、名称を「On Lemon」に変更することで和解。11月からは新商品となるそうだ。このケースでは、実は、いわゆる商標権侵害だけでは、判断が難しかったというところにポイントがある。というのも、飲料メーカーでは、オノさんの「JHON LENNON」商標登録に先立って「JHON LEMON」を商標出願していた。誰もが思いつきそうな駄洒落ネタなので、EUIPOのデータベースを確認してみると、37件がヒット。なかには、ハイネケンのスペイン法人もあり、これについても

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