このままでは終われない【コロナ禍】
緊急事態宣言が解除されたのもつかの間、また感染者数が世間を騒がす事態となっています。弊所は6月に入り、徐々に元に戻りつつありますが、依然と比べるとまだまだといったところです。7月14日からスタートした「家賃支援給付金」も、5月以降の売り上げが基準だったため、弊所も申請ができることになりました。コロナ禍でも、影響のない後見の仕事の大切さを感じています。 さて、このコロナ禍のなかで、「このままでは終われない」といったことを実感したケースを紹介します。まずは、神奈川県司法書士会が主宰する常設労働電話相談(毎週水曜午後1時から4時まで)を担当したときのことです。日本人で海外在住の方からの電話相談でしたが、聞けば、横浜に本社を置く会社から、海外在住でも出来るテレワークの募集があったため、応募し採用となったものの、2か月分程、給与未払いとなっているため、回収したいという相談です。 勤務実績は、LINEを使って勤務体制に入った連絡をし、勤務を終えたときもLINEで報告するというもののため、勤務実績は証明できるとのことでした。弁護士に依頼すれば、着手金にも満たない給与の額のため、司法書士に代理人になってもらって回収額がトントンでも、このコロナ禍で、職を探せない者の足元を見るようなその会社を懲らしめたいという内容です。まさに「このままでは終われない」といったケースです
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