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商標調査ツール(AI)について思うこと(36.7℃-6699)

弁理士
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。   先日、とある会社から商標調査ツール(AI)について意見を求められました。 これまで、特許調査として1つ、商標調査として2つ試してみましたが、  AIの導入ってなかなか難しいな~ という印象です。 難しさの一つは、入力条件の設定。 これまでの方法は、検索結果を想定しながら検索条件を入力するのですが、 AIの場合、(検索結果の手前の)抽出処理がブラックボックスになるため、 検索条件をどう設定すればよいか?が不明になります。 また、抽出処理が成長するはずなので、そこも厄介です。  さらに、責任分界点として、 しかし、AIの場合は、抽出処理はこちらでいじれないため、 ツール提供者側の責任・・・としたいところ。 一方、お客様から見れば、全部特許事務所になるはず。 このため、お客様から依頼された調査において、AIを使うのがどうもおっくうです。 他の弁理士さんはどうしているのでしょうか? 現時点で使っても良いかな~と思う点は、 1音違いの商標についての類似非類似の傾向分析あたりでしょうか。   商標調査ツールの利用

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