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司法書士としての自分の立ち位置

司法書士
司法書士を目指した時、「自分の事務所を持ちたい」という漠然とした思いはありました。しかし、典型的なサラリーマン家庭に育ったので、具体的に想像できる環境にはありません。司法書士試験に合格した時も、同じです。勤めさせてもらえて、お給料をもらえたら、そこで達成感を感じて、満足していた自分がいました。ただ、開業資金として「最低でも300万円。1000万円を目標に貯めて欲しい」と最初の事務所の先生に言ってもらえて、お給料の無駄遣いはできない。何となく、将来は独立するのかな、という気持ちもありました。2か所目の事務所に入った時は、「2年で独立したい」と最初に先生に言いました。入れ替わりで開業された先輩の姿を見て、その背中を追えた、というのが何よりも大きかった。とはいえ、自分が他人を雇用することなんて、想像もできません。経営の勉強もしたことがありません。今でも一人の職人のつもりです。自分が一番早く事務所に出て、最後に事務所を出る。これができなくなったら、終わりだと思っています。自分の目が届く範囲で仕事を受けて、自分が直接お客様に向き合って、事務所では一番腕の良い職人でいる。これが私の司法書士としての立ち位置です。登記の申請書は作りません。登記の申請書を作らないのは、事務所での私の役割はそこではないから。全体を見て、自分がチェックする立場に徹するほうが、ミスを防げると思うから。ただそれだけです。

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