長い間お世話になったケアマネさんが退職される、ということで、今日が最後。「長い間ありがとう」と、被保佐人さんが私に言われるので、「いやいや、私はおりますよ」と。今度は新しいケアマネさんに向かって、「今までありがとう」と手をついて頭を下げられたので、「いえいえ、そちらじゃないですよ」と。そんな和やかな雰囲気の中、毎月通わせてもらえるようになったのも、担当のケアマネさんのおかげでした。司法書士も同じように見られていると思いますが、「皆さん同じ」ではないです。初期の頃、「通帳返して下さい」とご本人から電話が入ることもあれば、「司法書士がお金を渡さない」とご近所さんに言われたこともあって、ああ、これは大変な事案を引き受けてしまった、と。訪問の前日「明日はどうなるのか」と、眠れないこともありました。他の方がどう、という次元ではありません。いろいろな積み重ねがあって、私の事務所にとっては、「断トツでのケアマネさん」だったので、素直に寂しかったです。この場で改めて、ありがとうございました。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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