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「○○に強い司法書士事務所?」

司法書士
25年のうち、1回しかやったことがない抹消登記。今、申請中の抹消登記と、同一相手方のご依頼が入りました。こういうのは偶然のようでいて、何か意味があるような気がします。どんな案件でも同じですが、積み重ねと積み重ね。積み重ねと応用。たくさんやっている事務所のほうがノウハウを持っている、というのは、日々接しているうちに、足し算や掛け算をしやすい環境を作れるからです。ところで、「○○に強い事務所」という表現を使われる方もおられます。例えば「相続に強い事務所」という使い方ですが、何となく違和感があるので、自分では使いません。「相続に強い事務所一覧」みたいな「おまとめサイト」があったりするので、依頼者が検索で使われる言葉なのかもしれませんが、この「おまとめサイト」は、有料で載せてもらっているんだな、というのは、業界内にいると見えてしまいます。「自称」だと何とでも言えるのですが、本来の評価は第三者がしてくれるもの。自分から名乗るほど、怪しいものはないです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-

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