事務所の運営方針として、わざわざ言うまでもないことですが、「都合のいいことを言って、顧客を勧誘しない」というのは、間違いなくあります。逆に「こんなデメリット、こんなデメリットもあります。それでもされますか」と言うほうです。不利益なこともお伝えするのは、依頼者の方とトラブルを生じさせない、初歩的なことだと考えているので、それで「じゃあ止めておきます」と言われて、お仕事にならなくても、構わないつもりでおります。但し、長い目で見たら、不都合なことをお伝えする姿勢が、逆に、信用していただける結果になる可能性が高い、ということも、経験上わかっています。「匿名で無料相談でき、面談後は報告の電話を待つだけ」で過払い金請求の手続きができる、という広告が、郵便ポストに入っていました。これでよくトラブルにならないな、と思うしかありません。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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