来年、税理士さんに申告をお願いする案件、そろそろ資料を引き渡すための準備をはじめています。今年は、被後見人さんらの居住用不動産の売却だけで、3件ありました。株式等を売却した時に、源泉徴収されている税金も、所得税については還付の申告をするけど、市府民税のほうは所得が上がることのデメリットが大きいから、しないほうがいいことがある。そういうレベルの話になると、司法書士の頭では判断ができません。司法書士は、自分で法務局に行って、登記しようとされる一般の方を批判的に見ている部分がありますが、それは、司法書士報酬を節約しようとするあまり、デメリットに気付かれないリスクがある、ということが、見えているためです。だったら、立場が変われば同じ。まずは、税理士さんに自分の申告をしてもらって、「報酬を支払って専門家に頼む」立場を経験するのも、貴重な機会。これは、毎年書いている気がします。弁護士さんにもお願いしたことがあります。無駄な経験にはなりませんが、経験しなくて済むなら、しないほうがいい部類です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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