スポンサーリンク

後見人としての家族さんとの関係

司法書士
家主さんの後見人もしています。当然のことながら、無職の方より、お金の動きは複雑です。一年分の入金、出金の一覧表をお持ちしたところ、「これは無理。お願いしてよかった~」と家族さんに言っていただけると、社交辞令込みであっても、救われる部分があります。私が家族さんの立場であれば、第三者に管理されることに、抵抗がないわけないです。しかも、毎年報酬(裁判所が決めます)を払わないといけない。そういうお気持ちは意識して、いい関係を作れるよう、心掛けているつもりです。もっとも、後見人が考えるのは、ご本人の利益であって、家族さんの利益ではない、ということも分かっています。裁判所の目線は、一般の方の想像以上に細かくて、普通に考えたらいいだろうと思うようなことも、ダメだったりします。しつこいほど「倫理」の教育をされ、職業として取り組んでいると、いずれ裁判所の考え方が当然のことにはなるのですが、裁判所の監督を受けている中で行動する、というのは、一般の方にとっては独特の環境です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-

リンク元

司法書士
スポンサーリンク
office-yoshidaをフォローする
スポンサーリンク
法律家の人気ブログまとめサイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました