相見積もりを依頼されて
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 昨日の話。 新規のお客様からのお電話。 外国向け商標登録のご相談でした。 TELの中で「とりあえず、見積もりが欲しい」とのことでしたので、 「相見積もりかな?」と思いながらも、とりあえず概算で回答すると・・・ 「実は相見積もりで、全然合わない」とのこと。 現時点の最安価格をきいたところ、心の中でザワザワっとさざ波。 さすがに、格安すぎる・・・ その金額だと、現地弁理士の費用がほとんど載っていない、と推察。 ということは、現地弁理士の作業が少ない。 侵害調査含め、ほとんど調べずにやってない金額だと思いますが大丈夫ですか? と、その法律のリスクについて説明。 誰も、そんなこと言ってくれなかった~ と、さすがに慌てたようです。 きっと”相見積もり”なので、どこもその程度の対応だったのでしょう。 裏を返すと、”相見積もり”を依頼すると、 依頼側も、相談者の事業のことを真剣に考えなくなるのかもしれません(私も普段はそうですし)。 本件は、「相見積もり」案件なので、頑張って受注するつもりではなかったですが、 事の本質を理
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