被保佐人さん宅の、トイレの入れ替えを計画中。日頃から雑用も引き受けて下さっている業者さんに見積もりを依頼している中、激安のDMが入りました。商品代だけで、激安料金よりも高くなるのは確実。ご本人さんに、「どうされますか。DM見たらおかしなところはないし、私は立場上安いところをお勧めしないといけない」とお話しすると、「いえ、いつもお願いしているUさんに頼みたい。また他のことも頼まないといけないし」と。そこまではっきり意思表示して下されば、「じゃあそうしましょう」です。裁判所も、動機の部分まで説明すれば、しかるべくだと思います。もちろん、ご本人の資力も踏まえて。後見人らから注文を受ける立場の方からの、お話も聞いたりします。「あの司法書士は、値切るからやりたくない」みたいな話を聞くと、それが後見人の役割だからと言っていいのか。もしくは、回りまわって、自分の首を絞めることもあるんじゃないかと、と考えたり。値切られて、いい気持ちで仕事する人なんて、いないはず。「1」の料金で、「7」のサービスを期待するのは、そもそも間違えているはず、なので。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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