スポンサーリンク

「普通はこうだ」という感覚は持たない【成年後見】

司法書士
被後見人さん転院に伴う面接に、親族さん同行で。今回の方は、毎月、親族さんと一緒に面会してきたので何も問題ないですが、「入院を機に、病院からの連絡がひっきりなしに親族さんに入る」というケースは、少なくありません。親族さんに「後見人を付けたら、後は関わらなくていいんですね」と聞かれたら、「医療同意権は後見人にはないので」というご説明は、しておくことにしています。一方「その後も連絡は後見人へ」という病院もあります。「関係が良くないんです」という『個別の事情』を考慮してもらえるかどうかは、病院にも医師にもよる印象です。私にしたら、後見業務は『個別の事情』だらけ。「普通はこうだから」とか、「いつもこうしているから」という感覚は、後見業務の中で押し通してはいけない。だいたい「普通」って、誰にとっての普通やねん、という認識です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-

リンク元

司法書士
スポンサーリンク
office-yoshidaをフォローする
スポンサーリンク
法律家の人気ブログまとめサイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました