父方のお墓入りも済ませて、お盆の義務を終えました。おじいちゃんとおばあちゃんには、悪いことしたけど、そのおかげで、自分は今、司法書士として仕事をさせてもらってる。そういう意味では、感謝するしかない。父方の親との同居を選んだがために、父は相続で揉めた。それで私は司法書士になった。話が飛躍し過ぎていますが、当時の私は、小学校4年生。小学生に社会の裏側は見えません。求職者の方からは、よく「社会の役に立ちたい」という話を聞くので、素晴らしいなと思うのですが、私が司法書士になったのは、自分自身のためです。司法書士になって見えたことは、我が家で起きていたことは、世間ではよくあることで、何も特別なことではなかった、ということ。司法書士の知識があったら、相続で揉めないのか。そういうことではないですが、「こうやったら揉める」というのは、経験上分かっています。だから、揉めないようにしましょう。相続の手続きを放置するのではなく、身の回りのことが落ち着いたら、すぐに着手する。相続の話をこじれさせないために、これもまた基本的なことだというのも、身を持って経験しています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
私が司法書士になった理由
司法書士

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