高齢者施設の職員さんが、利用者さんの話を聞き過ぎ、メンタルがやられてしまった、という話を聞きました。私自身も感じていることですが、自分の心身が健康でないと、聞けない。話を続けられる方は、延々と話続けられるためです。それと、「心を強くすることはできない」と思っているので、心が柔らかくないといけない。ひたすら聞くためには、自分の考えは横に置かないと無理です。「起き上がりこぼし」のように、押されて倒されそうになっても、また元に戻る。そういう感覚です。後見のお仕事に限りません。押されないように踏ん張ろうとすると、衝突します。誰かに何か言われても、また元の位置に戻る。時には、自分で元の位置を修正することも必要ですが、押されても元に戻れる柔軟性が必要なお仕事。それと、押されてもぶれない軸が必要なお仕事、と思ってやっています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
「起き上がりこぼし」のようにまた戻る
司法書士

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