証券会社からメールが来ていました。ちょうど、被後見人さんの特別口座にある株式を、特定口座に移管するために口座の開設をしていた証券会社だったので、「このメールは本物か?」という目で見ていたのですが、今日は、被後見人さんの名前が、宛先に入っていました。「自宅に送った郵便物が、転送不要郵便で送られたため、届かずに戻ってきた。なので、被後見人さんの本人確認書類を、証券会社の窓口に持参して下さい」という電話が事前に入っていて、そのままの内容だったので、分かりました。でも、メールの文章が形式的過ぎて、本物かどうか分かりづらい。このご時世、「金融機関が安易にメールで連絡する」というのは、詐欺メールの被害者を生むきっかけになるので、避けられたほうが無難。もしくは、利用者側が「メールアドレスは書かないようにする」か。たいていは「送信専用」とされていて、利用者側からの返事は受け付けないのですから、事業者側からのメールの連絡、都合良過ぎるのです。後見や相続で拝見する株式の特別口座。特別口座について書いたコラムは、古くに書いた文書が、支離滅裂の状態だったので、この機会にと整えました。◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所コラム64 特別口座で管理されている株式の売却手続き(成年後見)
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
証券会社に被後見人さんの口座開設をしてる最中のメール【成年後見】
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