「歯科医院革命(河野恭佑著)」。サブタイトルは、「大廃業時代の勝ち残り戦略」となっています。司法書士と歯科医。分野は違えど、国家資格者であり、特殊なサービス業であるのは同じです。そういう共通項以上に、業界を越えても通用する考え方。仕事に対する姿勢、組織作りで大事なことは、士業の世界でも全く変わらないのだと感じました。組織のことは、顧客に対する要素、職員に対する要素、明確に分けて書かれています。「患者さんよりも、まずはスタッフを大切にする」と言うのは、自信を持って実践していないと言えないこと。一般の人に伝わらなくても、技術を備えているのが大前提。「成功するドクターの『絶対の条件』は、性格の良さであり、人間性でしょう」(本書の表現のまま)というのは、士業も同じであって欲しいという願いも込めて、心に留めておきます。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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