月に一度、通勤ラッシュの時間帯の電車に乗って、被保佐人さん宅に訪問する日。電車は空いていました。続いて、信用金庫の普通預金口座の解約。1年以上前に後見人に就任し、場所が不便なこともあり、本来であれば後見人就任の届出と同時に解約したかったのですが、出資金があったために一年待たされました。年をまたいだ4月1日付で出資金が払い戻しされ、配当金はさらに遅れて、6月に入るのを待っての口座解約となりました。出資金の解約でも、相続による解約(法定脱退)であればすぐに済むものの、任意の解約(自由脱退)であれば、これほどの時間がかかるもの、ということは、初めて経験して分かりました。しかし、信用金庫の出資金。隠れ資産運用商品でもあります。今の時代の定期預金ではありえない利回りですが、それが保証されているわけではありませんし、出資額として通常拝見する例は、1万円、2万円程度。私は5万円を入れている信金さんがありますが、10万円を入れるのはちょっと、という感覚です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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