こんにちは、リーガルブログチームです。
今回は皆様にお知らせがあります。
近年、押印既定の見直しや書面の電子化など司法書士業界のみならず、世間ではDX化が進んでおります。登記申請についても電子化は進んでいるものの、添付書類の電子化については実印相当の署名を必要とするものもあり、取り扱いについては注意を要するものもあります。
一般の方の電子署名については、国の施策もあり、マイナンバーカードを取得する人が増えてきました。総務省によると、今年の4月1日の時点でのマイナンバーカードの交付率は43.3%とほぼ2人に1人は持ちつつあります。このマイナンバーカードで電子署名を行うことで個人に関しては実印相当の署名を行うことができますが、実際に添付書類に電子署名をしてもらおう!と思っても、依頼者様にマイナンバーカード対応のICカードリーダーライターやPDF変換ソフト、署名用プラグインソフトなどの準備をいただく必要があります。。さらに電子署名をほぼしたことがない一般の方からするとどこに署名したらいいの?印影って?とわからないことが多く、なかなか添付書類の電子化に踏み切れないのではないでしょうか。
司法書士の先生方からも、マイナンバーカードを活用して依頼者様に署名してもらいたいがちょっと不安というお声を伺います。
そこで、今回はIT法務を専門とし、公的個人認証制度に深い造詣をお持ちの宮内宏弁護士を
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