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役所間における究極の不効率

司法書士
利用者が居なくなった役所に、ひとり残されることになりました。銀行では15時になるとシャッターが下ろされ、閉じ込められることがあるので、似たような雰囲気。前々から書いていますが、市外に住所を移す手続きは、役所における究極の不効率。まずは、転出元の住所で、異動届を手書きすると、データーに入力されます。印字された証明書ができているのに、転出先の役所でもまた手書きさせられて、またデーターに入力されます。例えば会社の登記。法務局での管轄外の本店移転は、移転前の管轄法務局に「年月日本店移転」と申請を出せば、移転先の法務局にデーターを送ってもらえるようになりました。それと比べると、アナログ過ぎ。マイナンバーカードの所持を強制するならば、こういう時に便利に機能させてもらえるシステムを作るのが先、という目で見ています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-

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