「令和5年度 受任事例一覧」を公開しています。守秘義務に反しないよう、表題のみ。ほとんどが「領収書控え」の項目を、拾い出すことで足りるため、請求書・領収書の項目を具体的に書いておくとで、記憶が薄れていく自分の役にも立ちます。相続登記は、調停に基づくもの、公正証書に基づくもの等、さまざまな種類があります。相続に伴う不動産登記として、抵当権と根抵当権の債務者の変更登記は、ほとんどの分類を取り扱いましたが、確定前の「指定債務者の登記」はありませんでした。金融機関は、相続によって「根抵当権を確定させないように」と考えるのかと思っていましたが、意外とこだわられないんだな、という感じでした。遺産承継業務の中では「銀行・信金・農協や証券会社」についても、代理人として関与を試みる項目が増えました。いまだに、クレジットカードの相続手続きは、「代理人からの手続きは煩雑なので、家族さんから電話をお願いしたい(カード会社)」で、家族さんから「亡くなりました」の電話1本で解決してしまうのが、不思議なところです。◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「令和5年度受任事例(取扱い実績)一覧」
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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