入所一時金が0円の施設さんや、「キャンペーン」と打ち出して、入所一時金を0円にされている施設さんもありますが、先に払うか、後に払うかの問題なので、損も得もありません。逆に「0円」を打ち出している施設さんのほうが、退去時の、現状回復費用の請求が細かかったりして?ある施設さんでは、生活保護の方でも、役所から「敷金10万円」を確保してくれています。後見人としては、最後の清算時に、とても助かります。施設代の請求は、通常1か月(以上)遅れて届くため、敷金の返金分で、最後の施設代や後見人報酬を賄えたりするためです。「キャンペーン」を続けておられている施設さんに、「滞納がないんでしょ」と聞くと、「そうです」と。「これだけの金額を払える方なら、滞納はないでしょうね」と私。一時金の有無とは別に、生活保護の方に対し、違う家賃を設定する「二重基準」を設定されるかどうか。紹介会社を入れられるかどうか。この点は、施設さんによって、はっきりと方針が分かれます。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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