事例・懐かし家電「からまん棒」、「霧ヶ峰」から学ぶネーミングのコツ｜ユーザーメリットをイメージさせる
弁理士中小企業専門・クロスリンク特許事務所（東京都中央区銀座）所長、弁理士の山田龍也（@ta2_ymd）です。
はじめに
商品名やサービス名、お店の名前や会社の名前。
実際の事例からネーミングのコツを探ってみようという不定期連載企画「事例から学ぶネーミングのコツ」。
今回の事例は、懐かしの家電「からまん棒」と「霧ヶ峰」です！
事例・懐かし家電「からまん棒」、「霧ヶ峰」から学ぶネーミングのコツ｜ユーザーメリットをイメージさせる
ネットを徘徊していたら、懐かしの家電「からまん棒」に関する記事を見つけました。
昔の家電には印象的な商品名が多かったですね。
今日はそんな懐かし家電の中から「からまん棒」と「霧ヶ峰」について、ネーミングのポイントを押さえながら解説していきます。
「からまん棒」は1980年代に販売されていた日立の洗濯機です。
洗濯槽の中心に、撹拌羽が付いた棒が突き出ていて、洗濯物が絡まり難いことを謳っていました。
「霧ヶ峰」は1960年代から販売されている三菱電機のエアコンです。
昨年（平成30年）、省エネ大賞を受賞する等、今も現役で活躍し続けるロングセラー商品です。
（１）機能ではなく、ユーザーメリットを伝える
ネーミングで大事なのは、機能ではなく、ユーザーメリットを伝えるということです。
ユーザーにとってはどれだけ機能が凄いかということよりも、自分がどんなメリット
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