会社さん訪問で、変更登記の打ち合わせ。会社名から社長の苗字を抜かれるということで、長年、社長の信用でやってこられたのに、「それでいいんですか?」というお話をしていました。一般的には「法人のほうが永続性がある」とも言われますが、社会の移り変わりが早くなり、一つの事業を継続するのが難しくなっています。人の平均余命を超えて継続できる法人が、果たしてどれだけあるでしょう。「有限会社もひとつのブランドですよ」というお話もしていました。有限会社ということは、平成18年に会社法が施行された際、すでに存在していた会社である、ということ。それ以降、逆に、株式会社の資本金の制限がなくなり、資本金が10万円でも20万円でも株式会社を設立できるようになりました。だから、少なくとも私自身は、「司法書士は法人のほうが信用がある」とは言えないし、「有限会社より株式会社のほうが信用がある」とも思っていません。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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