NHKで放送されていた「正直不動産」は面白かった。ふとしたアクシデントで、意図せず、ウソがつけなくなった不動産屋さんの話。お客さんに都合の悪いことも、本当のことを言うことで、その場を凍り付かせることはあるものの、自然といい結果を出していきます。最後は、無理やり業績を上げるため、再びウソをついてみたものの、やがて、誠実に対応して、お客さんの信頼を得ることができました。司法書士の仕事のいいところは、お客様の利益を考えることが、直接業務になること。ウソをつく必要がありません。幸いにも、忙しくさせてもらっているので、目の前のお仕事を、ウソをついてまで取りに行く必要もありません。「落とし穴」のような案件は、ふと時間が空いた時にやってくるので、横柄だと言われるかもしれませんが、「無理して頼んでもらわなくてもいいですよ」「これ、止めておかれたほうがいいんじゃないですか」と言える状態を保つことも、事務所経営の中では大事なことです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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