分割払いで入れてもらっていた破産の申立て費用の支払いが終わって、未収金がゼロになりました。開業以来、初めてです。厳密には、「銀行口座作れてからでいいです」と申し上げている会社の設立費用とか、支払いのサイクルが決まられている会社さんの支払いとか、完全にゼロではないですが、慢性的に続く分割払いは終わり。一時は、未収金が５００万円を超えていました。それでも平気なくらいお仕事があったので、致命傷にならなかったですが、よくやってたよな～と思うしかありません。同業の「分割払いＯＫ」を強調する広告を見ると、サービスの安売りをしているようで嫌でした。事務所の住所も書かないで、「分割払いＯＫ」と書いている広告のことを疑問視すると、このブログが炎上したこともありました。でも、「あなたは何も分かっていない」と書いてきた人より、私のほうが多くの未収金を抱えていたはず。未収のまま破産されたこともあれば、もっとひどい仕打ちを受けたこともありますが、自分が痛い思いをして、社会の一面を知るという部分もありました。今思うことは、依頼者の方と費用の支払いでトラブルを抱えると、お仕事とは違う問題を抱えることになります。報酬に不満があるなら、他所で頼んで下さい。お金のことをきれいにしておくのは、お互いのためです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌－堺市堺区－
開業以来はじめて未収金がゼロになる
司法書士
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