kyushugodolo

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医療事故紛争解決事例26〜ABCD2スコア6点のTIA(一過性脳虚血発作)を、てんかん発作と誤診し、脳梗塞発症予防を行わず、TIAから17日後に広汎な脳梗塞を発症した事例

いつまでこんなに暑いんだろうとぼやいていたのがつい先日のことなのに、今朝は、クロゼットからダウンジャケットを選びました。そういえば、近所のキンモクセイも、ここ数日、甘い香りを漂わせるようになりました。 短い秋を、大切に過ごしたいですね。 前...
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医療事故紛争事例25〜無症候性の内頸動脈狭窄症に頸動脈内膜剥離術を行い重篤な脳梗塞の後遺症を残した事例

お彼岸も過ぎたというのに、厳しい残暑が続きます。 日本には、秋という季節がなくなってしまったのではないでしょうか(-。-;) 前回に引き続き、脳MRA(Magnetic Resonance Angiography:磁気共鳴血管撮影法)に関係...
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医療事故紛争解決事例24〜未破裂脳動脈瘤の見逃し

先日は、群馬県伊勢崎市で、日本国内の観測史上最高気温となる41.8℃が記録されたとか。普通の人の体温を遙かに超え、インフルエンザでも新型コロナでも経験しないような温度です(-。-;) そうかと思えば、毎年繰り返される豪雨による災害。 ほんと...
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ホームページをリニューアルしました

九州合同法律事務所は、このたび、ホームページをリニューアルいたしました。  これまでのホームページのデザインはけっこう気に入っていたのですが、スマートフォンに対応していなかったこと、解決事例を反映するのが難しかったことなど、いくつかの問題が...
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医療事故解決事例23〜アプガースコア5点の新生児が蘇生措置の手落ちにより低酸素脳症後遺症で脳性麻痺となった事例

いつのまにか桜が散ったかと思えば、もう夏のような日差し。年齢を重ねる毎に、季節の移り変わりの速さに対する戸惑いが大きくなりますね(^_^;) さて、医療自己解決事例23〜周産期シリーズ第4弾は、第2弾と同じく新生児管理が問題になった事案です...
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アブレーション中の心停止に対する胸骨圧迫遅れ事件、確定!

昨年3月23日付のエントリー「アブレーション中の心停止に対する胸骨圧迫の遅れ〜福岡高裁で逆転勝訴」で紹介した医療過誤事件について、最高裁判所は病院側の上告及び上告受理申立を3月12日付で退け、患者側勝訴が確定しました。 例によって、確定を機...
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医療事故紛争解決事案22〜HELLP症候群を発症した女性が産後に出血性ショックで死亡

またまたずいぶん間が空いてしまいましたが、周産期シリーズの第3弾です。 死亡したのは33歳の女性です。 妊娠38週3日の早朝に陣痛発来で相手方医院に入院となり、昼頃、胎児心拍数が低下して緊急帝王切開となりました。生まれたこどもは、高次医療機...
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アブレーション中の心停止に対する胸骨圧迫の遅れ〜福岡高裁で逆転勝訴

昨日、福岡高裁で言い渡しを受けた判決のご報告です。担当は久保井、小林。九州医療センターの過失認め 約2億円賠償命じる 福岡高裁NHK 福岡NEWSWEB 3月22日 19時41分 国立病院機構九州医療センターで不整脈の手術を受けたあと寝たき...
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「小さな社会」で闘う難しさ〜和解解決事例から

いまから約12年前、日本海側の小さな町で起きた医療過誤事件が、つい先日、裁判所の和解で解決しました。 亡くなった方は当時79歳の男性。 数年前から肺炎等で入通院を繰り返し、年末年始の一時退院中、自宅で血液混じりの嘔吐をして被告病院に搬送され...
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報告を要する医療事故とは

前回のエントリー「医療事故報告を条件に和解」に関連して、医療法上の医療事故調査制度及び報告義務について紹介します。 やや煩雑な話になりますが、しばらくおつきあいください。 まず、医療法6条の10第1項は、以下のように定めています。 病院、診...
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医療事故報告を条件に和解

先週、福岡地裁で和解した事件のご報告です。担当は久保井、小林。久留米大学病院”医療ミス”裁判 医療事故報告も条件に和解09月02日17時43分 3年前、福岡県久留米市にある大学病院で手術を受けた後に死亡した男性の遺族が、「医療ミスがあった」...
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医療事故紛争解決事例21〜分娩後蘇生措置の遅れで脳性麻痺

気がつけばもう8月ではありませんか。 なんと、今年に入って初めてのブログ更新です。もっとマメに情報発信すべきですね。大いに反省したいと思います。 さて、ずいぶん間が空いてしまいましたが、周産期シリーズの第2弾です。 出生時体重4526gと巨...
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医療事故紛争解決事例20〜分娩監視義務違反による脳性麻痺

2021年も残すところあと2日となりました。みなさまは、どのような年末をお過ごしでしょうか。 年末年始の間に、これもしなければ、あれもしなければと思いながら、漠然とパソコンを開いて、久しくブログを更新していないことを思いだし、来年こそは、な...
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医療事故紛争解決事例19〜大動脈解離の見逃し③

医療過誤紛争の中には、たった1度だけの診察の機会に、ある疾患を見逃したことが死亡に繋がるというパターンのものがあります。その典型的な疾患の一つが大動脈解離であり、前回紹介したのがまさにそのようなケースでした。今回も、同様のケースを紹介したい...
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医療事故紛争解決事例18〜大動脈解離の見逃し②

このシリーズで大動脈解離の見逃し①をアップしたのは、昨年の7月のことでした。ずいぶん間延びしてしまいましたが、それでも、継続は力なりと自分に言い聞かせつつ、②をアップします。  Aさんは30歳の男性。ある日曜日の朝、奥さんの免許更新につきあ...
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感染症法改正問題に対する各団体の意見書をまとめました

前回のエントリーでお伝えした感染症法改正問題について、患者・感染者に対する刑事罰を行政罰に改めることで与野党が合意したとの報道がなされています。 刑事罰が行政罰になったところで、問題は解決しません。改めて、患者・感染者を処罰の対象とすること...
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患者・感染者を処罰対象とすることに反対します

新年明けましてもう半月以上が過ぎてしまいましたが、みなさま、ことしもよろしくお願いいたします。 毎年毎年、今年こそはきちんとブログを更新するぞとの誓いを新たにするのですが、目の前の仕事に追われ、書こうと思っていたことがどんどん過去のことにな...
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医療事故紛争解決事例17〜大動脈解離の見逃し①

新型コロナ問題は、緊急事態宣言が解除されて一息ついたかと思う間もなく第2波とやらで、ほんとうに憂鬱なことです。メディアでは、感染者に対する隔離のみならず、罰則付きの行動制限を求める声も堂々と報じられるようになりました。 この問題については、...
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術後低血糖見逃し事件、双方控訴せず確定

前回のエントリーで紹介した福岡大学病院の術後低血糖見逃し事件は、双方とも控訴せず、1審判決が確定しました。遅ればせながら、確定を機に事案の詳細を報告いたします。 例によって、事実関係については当事者間に争いのあるものも含まれていること、その...
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女児脳損傷で福岡大病院に賠償命令 術後の低血糖見逃す

ひととせに ふたたびも来ぬ 春なれば いとなく今日は 花をこそみれ (平兼盛) 春だというのに、新型コロナウイルスのお蔭で、鬱々とした日々が続きますね。 この問題に関しては、マスメディアでもネットでも、ほんとうに多種多様な情報が飛び交ってい...
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新たな年に寄せて

あけましておめでとうございます。当事務所も、本日1月6日より執務を開始いたします。さて、波乱の年明けとなっていますね。続きを読むSource: 九州合同法律事務所
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医療事故:高齢者死亡の医療事故の慰謝料は低額でよいなんてことがあるの?

超高齢化社会といわれる今、医療事故相談でも高齢の患者さんに関する事故の相談が多いのは事実です。医療を受けている年齢層として圧倒的に高齢者が多いので、確率的に、事故に遭う方も高齢の方が多いのは、当然といえば当然ですね。 さて、さきごろ、とある...
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中村哲さんを悼む

アフガンで銃撃、中村哲医師が死亡 現地で人道支援12/4(水) 16:49配信 朝日新聞 アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードで4日朝、同国で人道支援に取り組んできたNGO「ペシャワール会」(事務局・福岡市)の現地代表で、医...
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医療事故紛争解決事例16〜腸閉塞に対する手術が遅れ短腸症候群となってしまった事例

前回に続いて腸閉塞の事例です。 Aさん(60代の男性)が耐えがたい腹痛を訴えはじめたのは前日の午後11時頃、急患センターを受診したのが翌日午前2時頃です。ここで術後イレウス(急性腹症)との診断でペンタジンAの注射を受けていったん帰宅しました...
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医療事故紛争解決事例15〜腸閉塞を見逃して死亡に至ったケース

医療事故紛争解決事例シリーズ第15回、急性腹症の4例目です。 今回の患者は69歳の男性。 Aさんが腹痛と吐き気を覚えるようになったのは、日曜日の夕方のことでした。頻回にトイレに通うAさんに、家族は病院へ行くよう勧めましたが、生来健康で病院嫌...
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